必ず当たるHOPEのZIPPOライターについて [嗜好品(喫煙関係)]
繰り返し書くが私は一日にホープを約4箱消費する絵に描いたようなヘビースモーカーであると同時に善良な納税者にして愛国者でもある。
JTはしばしば、煙草の販促キャンペーンとしてノベルティ商品を持ち出してくる。得意技がその煙草銘柄のライターで素材はお約束のようにジッポだ。
ライターをまぜこぜに放り込んである箱をひっくり返すとジッポのライターが5,6個出てきた。ジッポというブランドに格別の思い入れはないし、特段ライターの収集に関心があるわけでもないが、その中にはホープの矢印マークの刻印があるものが一個あった。
確か4,5年前だったと思うが「必ず当たるホープジッポキャンペーン」とかいったような売り出し文句でせっせと煙草の空箱からマークを切り抜いて応募したものだ。
「必ず当たる」とは言うが、さすがにタダでくれるわけではない。切り抜いたマークを50枚、台紙に貼って専用はがきで郵送すると一個購入する権利が発生するわけだ。
単純計算すると、当時ホープは一個140円だったので7000円を煙に変換して購入権は発生した。購入単価は5000円で到着時に現金代引きである。
ヘビースモーカーである私にとってこのくらいの消費は大したことではない。キャンペーン期間中にたちまち切り抜きマークは優に数百枚を超えた。提示されたライターの種類は3種類で全部揃えることもできたが何だかあほらしいので2個だけ買うことにして残りの空箱は次回何かのキャンペーンがあったときのために温存しておいたのである。
当時のヤフオクなどを見ると、空箱50枚とかを出品していた人もいた。良くもまあそんなものまで売り物にする気が起きるものだと変に感心した。日頃ホープは吸わないがライターだけは欲しいという人が一定量確実に存在するのだろう。
購入した2個のうち一個はいくらも経たないうちに紛失した。無くしたことが悔しくて買い直そうかとも思ったがオークションでの出品価格を見るとやる気が失せた。そうまでしてこのノベルティに拘りたいとも思わなかったからである。
今回、JTの企画するところでは空箱の切り抜きは3枚で良くなった。代わりにライターの値段は7000円に上がった。
ためつすがめつ見てみたが、以前私が購入したものと何ら変わるところはない。煙草の販促と言うよりはライターのメーカーとタイアップしてキックバックでも貰おうという魂胆がJTにはあるのではないかとゲスの勘繰りが入る。
このライターは未使用品が結構なプレミアつきで売買されているようだ。
手元に残った一個をここ数ヶ月使用している私には未使用品に価値がある理由がすぐに把握できた。
言い換えると使用済み品に大した商品価値はない。なぜなら出来が悪いからだ。広告写真では綺麗に見えるコーティングは大変薄く、安っぽいものである。少々使うと途端にコーティングははがれ堕ち、ブラスの地金が現れてきてまだらのジッポとなる。
ジッポのライターなどというものは、元来ガシガシ使いまくるものであってケースに入れて飾っておく考えのない私は今回のキャンペーンを見送ることにした。これだけ景気の良くならない世間にあって4年前の4割り増しでライターを売ろうとするJTという会社には呆れるばかり。
試供品のHOPEが先日送られてきました。
吸ってみると中々良い感じでした。普段はマルボロライトを吸っていますが、HOPEも吸ってみようかな。
このキャンペーンのチラシも入ってましたが、7000円も出して買うライターでは無い気がします。100円でも火はつきますし。
by oasis (2007-07-27 02:53)
はじめまして。コメント有り難うございます。
場面に応じて銘柄を使い分けるのはおしゃれな感じがしていいなあと思うことがありますが、私は生来の不精者なので結局何とかの一つ覚えの如くホープばかりを吸い続けてもう30年以上経ってしまいました。
by shim47 (2007-07-28 01:46)