猫の生態について発見したこと [居候の生態]
数日間見かけることのなかった野良猫が今日はサンデッキに居座っていた。昨晩、食い物になりそうな物体を置いておいたせいなのかどうかは不明。
せっせと食らう。息遣いが荒い。
食い散らかしたあとは脱力したように寝る。ただもう無心に寝る。
食っちゃ寝食っちゃ寝とはまさにこういう生態のことを指すのだと眺めていてつくづく思う。考えてみれば猫などという動物はおよそ人類にとって何ら実益をもたらさないにもかかわらず一丁前の寵愛だけは抜け目なく授かるのである。
それにしても実によく眠る。ものを食べているとき以外は殆ど寝ている。猫という動物はどれもこんなに寝てばかりいるものなのだろうか。聞き覚えではライオンなどは一日のうち20時間位は寝ているのだそうで、ネコ科の生き物というのは総じて寝てばかりいるものなのかもしれない。まるで眠るために生きているように見える。眠るために生きているような生き物の生き甲斐とは何だろうかとしょうもないことを思案する。
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