書店をぶらついて考えた事 [書籍]
結構久しぶりの更新です。
タイトルとは関係ないお話だが、どうも私はここしばらくのところ、テキストを書いているうちに結構むきになる傾向があったようで、中身がない割に無用に長い自己撞着のテキストばかりでいつの間にかキーボードに向かう事に辟易していたのでございます。元々日記風のつもりで始めたブログなので初心に戻ってお手軽な駄文をなるべく手短に書き飛ばしていくつもりです。
休みの日にはなるべく何かの本を読むようにしている。午後から外出して書店をぶらつくのは学生の頃からの生活習慣だ。私は何年かの周期でいわゆる陰謀論に関心が傾く傾向がある。きっと根がへそ曲がりだからだろう。
立ち読みをしてみて面白そうだと思ったが結局買わなかった一冊。
陰謀論の大立物が自ら語った回顧録である。個人史がそのまま20世紀後半の世界でもある凄いお方だ。内容に興味はあるが本日のお買い物としては見送った。問答無用で莫大な財を成した方なのだから全部自前の持ち出しで出版でもして世界中の人たちにタダで配布してくれたって罰はあたるまい、それくらいやったって特段財布の事情は痛くも痒くもないじゃないか、と、へそ曲がりな事を私は考えたのだった。石油だ、金融だ、保険だ、と莫大な金儲けをした上に回顧録出版の印税まで手に入れるなんて、そりゃあ恵まれ過ぎだよ。我ながらひがみ根性丸出しですな。なんだかんだいってそのうち手が出るのだろうけど。
本日のお買い物は
悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件 (新潮文庫 し 31-7)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/10/28
- メディア: 文庫
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