SSブログ

コクワの収穫と初雪 [Outdoor的なこと]

 写真をアップできていないが今日が初雪である。もう冬だ。

たまに息抜きのために宿泊にいく足寄町のAFCは十日と少し前に雪が降った。テレビなどで本州方面の様子を見ているとこれが同じ日本なのだろうかと毎度不思議な気分になる。

 AFCを主催するAさんに連れられて2週間ほど前にコクワ狩りを決め込んだ。ここ数年は群生している場所もめっきり減ってしまい、かなり山奥に行かなければ見かけなくなってしまったのだそうだ。

IMGP1045.jpg

 正式な名称は何というのかわからないが、私の住む土地ではコクワと呼ぶのが通例だ。私が子供の頃には少し歩けばその辺に雑木林があっていくらでも生えていたので好き放題に採っては食べていたものだが現在既にそんな場所は身辺にない。コクワはキウイフルーツのような味がする、というか、後にキウイフルーツが流通経路に乗ってスーパーの店頭に出回った頃、初めてそれを食べた私はコクワのような味がする食い物だと思ったのだった。

 コクワは旨いが、先の方にある尖った部分をちぎって食べないと後で災難が待っている。尾籠な話で恐縮だが直腸の最後の方、肛門の奥がやたらとむず痒くなる。猛烈に痒くなる。尖った部分は消化されないので直腸の粘膜をつつき回して痒くなるのだそうだ。真偽の程は定かでない。

ともあれ雪が降る前に収穫できたのはラッキーだった。私は少年の頃を思い出しながら懐かしく食べた。お尻が痒くならずに済んだのは私のような者でも多少の学習能力はある事を示している。

 玄関先に積もった雪を眺めながら思うに、今年の夏はさっぱり暑くならなかった。地球温暖化なんて本当に身近におこるのだろうかと少々疑問を持っている。

科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている [宝島社新書] (宝島社新書 275)

科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている [宝島社新書] (宝島社新書 275)

  • 作者: 丸山茂徳
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2008/08/08
  • メディア: 新書
 
 
 
 
  
 自分に都合の良さそうな言質ばかりをかき集めて偏った考えを持つのは良くないのだろうが、こういう本を読んでいると昨今のエコ・ビジネスも結構眉唾臭く思えてくる。
 
 (追記)この本の前半はサイエンスに立脚した視点からの興味深い記述で、私たちが日頃いかにテレビや新聞の垂れ流す眉唾情報に踊らされているかの一端を自覚させてくれる。筆者の未来予想はむしろ地球の寒冷化なのだが、エネルギー資源確保のために統一世界政府を形成する事が望ましいという後半の主張にはさすがに引く。人類はまだまだ、そこ迄謙虚にも賢くもなれずにいる生き物ではないだろうか。

nice!(3)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 3

コメント 4

だーだ

雪!
温暖な四国の愛媛に育ち
今はずーっと半袖短パン
地球って大きいんですね

四国ではコクワの蔓を吊橋の綱にしています
実は梅酒のように焼酎に漬けたのしか知りません

炭酸で割って飲んだそれはそういえばキウイのようでした
by だーだ (2008-11-04 20:24) 

いっぷく

スーパーや八百屋に出回らない地方特産のものなどは、
食べ方がわからなかったりします。
はじめて知りましたが、食べたくもなります。

by いっぷく (2008-11-05 19:00) 

shim47

だーだ様 お久しぶりです。
何せ寒いところです。近所ではスタッドレスタイヤへの履き替えが
慌ただしく行われています。
一年間のうち、大体半年くらいはスタッドレスタイヤでの走行です。

それとオートバイは6月から10月までの期間限定趣味で、
残り7ヶ月はほぼ冬眠状態で大体皆様ガレージのオブジェです。
ひどい土地ですよね。
by shim47 (2008-11-05 21:50) 

shim47

いっぷく様 コメントありがとうございます。
野生の植物で、とびきりおいしいとか言う程のものではないですが
キウイフルーツのような味、(酸味はきつめです)とご理解いただければと思います。

 山の散策が好きな父さんたちにとっては生食するよりも
焼酎と氷砂糖を用意して梅酒のような飲み方をするのが楽しみのようです。私も作り方を教わって一瓶作ってみようかと思っています。
by shim47 (2008-11-05 21:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。