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ブログの更新を怠けながらの雑感を少々 [身辺雑記]

 何度も書くように、私は生来、大変な怠け者だ。これまでの人生の中で最も高度に極めたものはといえばそれは間違いなく『怠ける』ことだと確信している。

 ネット上のどこかのブログで書かれていたことではたと気がついたが、ブログの寿命が2、3年であることは大変多いのだそうだ。2、3年ほど続けていると書きたいことをおおかた書き尽くしてしまうからではないのかとその方は憶測しておられたように覚えている。考えてみると私もこのブログを始めてから2年か3年くらい経過しているようだ。
 但し私の場合、何かを書き留めて公開せずにはいられないとかどうしても文字として対象化しておきたい何事かがあるとかいった強いモチベーションがあったのかというとこれは甚だ疑わしい。
 だから先の、ブログの平均的寿命云々といった仮説については私はいくらが別の見方をしてもいて、その中には例えば私のような意思の持続性に乏しい怠け者の方々も結構多数含まれているのではないかと思い込みたい。

 何かを怠けて後になってからばつの悪い思いをしたことはこれまでに数えきれないほどあった。今でも日常、最低何か一つは怠けて先送りにしていることがある。
 真っ先に思いつくのは自動車の運転免許の更新で、連休明けの5月7日が講習の期限なのである。実質あと一日しかない。更新期間は60日間もあるのに本当に最後の最後、どん詰まりになるまで手続きが面倒臭くてやり過ごし続けていたのだった。

 このように、物心がついた頃から恒常的に抱え続けているのは何事かを怠けてやり過ごしている間の、えも言われぬ後ろめたい気分で、私の心象風景には天気に例えると快晴の状態は全くといっていいほどない。
 そんな後ろ暗い気分を抱えて日常を過ごすのならおまえは何故、自らを律して物事を手際良く片付けてきちんきちんと気切りを付ける生活習慣を志向しないのかと私はこれまで数限りない方々にお叱りを頂いた。全くもってお説ごもっともであることはこれまで骨身に沁みて感じておるのです。
 しかしである。てきぱきと物事に区切りを付けていく『良き人』が望ましい姿であることは重々承知の上で、既にこうして人生の折り返しを過ぎるまで常に何事かを怠け続けてきた私のような者が、なんで今更そのような自己改造に取り組まなければならないかとも思う。どうせその自己改造にしたところで幾らも経たないうちになし崩しになってこれまでのような自堕落な日常に戻るに決まっている。そんなのはやる前から見えていることだ。律儀で几帳面な生活習慣などというのは既に私の姿ではない。そういう人物は私ではない別の誰かだ。私は私以外の誰にもなれないことをこれまでの生活時間の中で十分理解しているので今更そのような無駄な努力をして人格改造に取り組みたいなどとは鼻くそほどにも思わないのである。この、何かをさぼり続けていることの後ろめたい気分というのはそのまま私が生きていることの実感でもあるわけで既にどうにもかえようがない。

papa-thumb.JPG
「これでいいのだ」でしたっけ?
 何だか今や、悲しいくらい私自身にピッタリくるフレーズですわいw

タグ:怠け癖
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いっぷく

こういう気持ちはだれでも持っているのかと思っています。
後回しにするとかまだ時間がたっぷりあるからとか、
自分で理由をつけて先に延ばしがちです。
まあ、てきとうにマイペースっていうのも、いいのではないでしょうか。
by いっぷく (2009-05-03 10:57) 

shim47

 いっぷく様 コメント有り難うございます。
更新をさぼりまくった上でやおら再開という次第ですが、ばつの悪いようなみっともないような気分が幾らか緩和されて少々安心出来ました。
 
by shim47 (2009-05-04 22:23) 

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