中川イサトのライブを聴きに行く [身辺雑記]
昨日のこと、友人の某氏がカーオーディオを新調することになった。
当日の演目にはなかったがYoutubeを漁っていて見つけた曲。ライブに接した後になってみるとプレイスタイルの特徴がわかりやすい形で盛り込まれていることがわかった。(この項続く)
私はそちら方面には全く詳しくないのだが、何かテストソースになりそうなものを所望されたので、ヒマな日曜日の午後という状況も相まってやおら一枚焼いて持参した。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
- 発売日: 1998/05/25
- メディア: CD
私が中年男になってから結構入れ込み始めたミュージシャンだ。
某氏のところへ焼いたCDを届けに行くと、唐突に今日はライブがあるから一緒に聴きにいかないかと誘われた。
中川イサトのライブだとのことだったが、私は日本のフォークには全く造詣がなく、どこのどなたなのかもさっぱり見当がつかなかった。
聞けばかつて一世を風靡した『五つの赤い風船』のメンバーで、かのマーチンというアコギのメーカーがシグネチュアモデルを製作するほどのミュージシャンでもあって、日本に於けるフィンガーピッキングの開祖でもあり、などなど多くのミュージシャンにとって半ば神格化されたお方だという。
中川イサト氏のHP
私は色々と食わず嫌いの多い奴で、日本のフォークソングというカテゴリーもそのうちの一つだ。
一昨年の田野城寿男さんの時もそうだったが、聴くまではなにかある種の先入観が解消されなかった。
どんな音楽であれ、素直な受け入れ方で聴いてみればそこには必ず、何かしらの発見や驚きがあり、そうして過ごした時間にはちゃんとした意味が生まれてくるものだとある頃から私は何となく信じ込むようになり、今回もその思い込みは間違っていなかった。
いつまでたっても私は不勉強なリスナーだ、こんな世界を今まで知らずにいたとは。
ライブの詳細は後日あらためてアップするとして、ひとまず今は当日の時間を思い出しながら結構いい気分でゴロゴロしようと決め込んでいる。
中川イサト氏のいかにも職人然とした風貌はなかなかに印象深い。このごろつくづく思うが、人の内実はその人の表現のみならず風貌にも醸し出されてくるもののようだ。ネット上にあったイラストを貼付けてみました。
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