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中古パソコンを購入して反省すること [パソコンのこと(主にMac)]

 中古品のiMac G5を購入してから1年経った。

つくづく思うに、何事につけ中古品というのはその道に明るい人でなければ手を出さない方が無難だというのをここ数ヶ月で思い知った。色々問題はある。ドライブレターの認識が物凄く不安定な事(特にFirewire,こんなザマではこの企画が普及しないのも納得がいく)、内蔵HDのシークに最近物凄く時間がかかるようになってきた事、同じく内蔵DVDドライブはここしばらくこれまでに焼いたDVDをさっぱり読み込まなくなってしまった事(これは中古品である以上仕方がないか)、まあ他にも細々あるがリカバリーDVD-ROMが付属していないタマを掴んでしまったのいうのが私としては大ポカもいいところで再インストールもままならない。

 リカバリーDVDには無条件で入っているiLifeがこの中古G5では削除されているのは今になって考えると出品者がそれを切り離してバラ売りしたからだろう。今更詮無い話だが何ともまあ商魂逞しいというか、それくらいつけてくれたっていいじゃないか、と、ついつい恨み言の一つも言いたくなる。大体、新品でパソコン本体を購入すればリカバリーディスクは必ず付属してくるのだから中古品ではあってもそれは付属されるのだろうなどという私の予断が大甘だった。

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 似たようなチョンボを以前にも私はやらかしている。今の商売を開業した頃、Windowsのパソコンも一台用意しなければ、と、思い立ったはいいが金がないので中古品を物色していたらそのパソコンショップの店長に勧められた本体には「あの」Windows Meがインストールされていたのだった。

 それがとんでもなく出来の悪いOSであることは私程度の者にも予備知識としてあった。 懸念を示す私に対してその店長はここにインストールされているWindows Meは最終バージョンで大変安定しており、色々パッチも当ててあるので何の心配もないと力説してくれた。最終バージョンで安定しているとはいったって所詮Meじゃないか、と、撥ね付けておけば良かったのだろうが万年金欠の私はその時結局値段に負けてリカバリーディスクのついていないその本体を買った。

 はたしてそのPCは使い始めるようになってから幾らも経たないうちにバンバン落ちまくるようになった。ものの一ヶ月かそこらではなかっただろうか。とにかくお仕事のツールとしては全く使い物にならない有様で頭に来たので手元にあったWindows 98SEにダウングレードしてやろうかと思い立ったがやり方がわからず、お仕事は何とかMacだけで都合が付く事も把握出来てきたのでそれっきり。忌々しい3万円の中古Me機はそのまま物置に叩き込んだ。高々3万円で何をそんなにいきり立つか、と、嘲弄される方は勿論おられるだろうが貧乏人にとってはやはり笑って済む金額ではないし、何よりこんな無駄遣いをした私自身のスケベ根性なり眼力のなさが頭に来た。

 それから4年かそこらして、今度は同じような失敗を今度はMacでやらかしているわけだがこれはもう、私の学習能力のなさとしか言いようがない。 内臓HDが心許ない、修復しようにもリカバリーディスクが手元にない、それを買うなり借りるなりして再インストールしようにも今度は内蔵DVDドライブがまともに動かない、いっそ新品の本体を買おうにも貯金をあまり簡単に取り崩したくはない、と、何から何まで無い無い尽くし。これはもう、苦笑いでもするしかない、かなw

幸い本体はまだ何とか用をなす体ではあるのでしばらくはこの、ちょっとした不条理の中でもがいてみる事にしてみようと決め込む次第です。


2.5インチHDDを買ってきて・・・ [パソコンのこと(主にMac)]

前回記事 http://r-shim47.blog.so-net.ne.jp/2009-12-03

 秋葉館からリピーターハブ兼クレードルが届いたので佐川急便に引き取りに赴き、これに取り付けるHDDを物色する事にした。
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 インターフェイスは合計4種類で何でもござれだが、私の支払った代価は¥13700。FWもeSATAもないUSB2.0専用のクレードルは実に三千円そこそこで販売されており、FW800などというインターフェイスに私が妙なこだわりを持っていなければリテールパッケージの2.5インチ、500GBのHDDが楽に購入できる事になる。なんだか不毛な出費に思えるのは確かだ。
 
 バルク品の500GB HDD を購入して自宅の中古iMC G5に取り付けてみると認識されないので大いに焦った。
FWの周辺機器を繋いだり外したりで試行錯誤を繰り返した挙げ句、iPod(20GB,3G)を取り外すと他の外部ストレージが全部きちんと認識される事が判明した。
 iMac G5にはFW400のインターフェイスが二つついており、今回の500GBの他私の手元には160GBと500GBの3.5インチ外付けHDDがある。
 全部を接続させて認識させる為には最低一カ所はデイジーチェーンとなるが、よりによってアップル純正の外部ストレージであるiPodを除外する事で初めてデイジーチェーンが順当に機能するというのは何とも釈然としない。iPodのスタンドにはFWのインターフェイスは一つしかなく、これまで幾度か試行錯誤してみた経験上ではMac本体に直接接続しないとiPodの認識はいまいち怪しい。おそらくこんな調子だからせっかくの高速インターフェイスも大して普及する事もなく尻すぼみ状態になりつつあるのだろう。
 
 某量販店に行って片側FW800,片側FW400の接続ケーブルを購入した。お値段は1mのもので¥1980円也とこれまた安くない。マイナーであるという事はどこまでも割高な構造である。
 現在160GBの外付けHDDに収めてあるデータの引っ越し先としてWestern Digitalの 2.5inch,500GBのHDDを購入するときに店内スタッフとあれこれ話をしたときにFire Wireで接続したいのだと変換ケーブルを見せたら『それはまた随分マニアックな使い方をされていますねえ』と変に感心された。
 ない金をはたいてわざわざ日陰者のインターフェイスに入れ込むというのは、本人は判官贔屓を気取っていても他人から見れば所詮単なる変わり者に過ぎないのは承知の上だが、なにかしらマゾ的な嬉しさがない事もない。FW同士のデータコピーは誰が何と言おうがUSBが介在するよりも間違いなく早いので現在私はお役御免となる中途半端要領のHDDが片付いて多少はすっきりしたパソコンの周辺を眺めて独りよがりな喜び方をしている。

HDD用クレードルに手を出してみる。 [パソコンのこと(主にMac)]

 外付けHDDのことをあれこれ思案し始めて数日経った。
デスクトップとノートの両方で使う事を考えると2.5インチのポータブルHDDが良さそうに思えた。Mac使いとしては将来を睨むとFW800のインターフェイスが望ましいわけだが容量500GBで実売価格はおよそ2万円強くらいなのだそうで、その前に何台も外付けHDDをぶら下げて雑然としてるデスクトップiMacG5の周辺を整理させる意味でHDDクレードル兼リピーターハブという優れものが見つかったのでそちらを先に購入してみる事にした。
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  扱うデータのサイズは肥大化する一方で、そろそろDVDに焼く作業もバックアップの有効手段とは言えない状況になりつつある。ブルーレイという手もあるのだが私にとってはまだまだメディアの値段が高い。そんなこんなで、私のような考えの定まらない輩にとってはこういう選択肢が暫定的とは言え妥当なのだろう。アップルはTimecoupselを外部ストレージの標準として欲しいのだろうが、無線LANでのバックアップ作業には失敗例の噂を聞いたりもするので今の私には不安感が払拭しきれない。更にいえばUSB3.0への対応もPC/ATよりは遥かに遅れての事となるだろう。Macの初期は3.5インチFDだとか内蔵のHDだとかドライブやストレージは先進性を謳っていたように覚えているのだがiMac以降はいつも後手に回っているか見当違いの方策ばかりで先々心配に思える事がある。 
 そんな状況でありながら現行のMac本体はモデルチェンジのたび毎にFWのインターフェイスを減らす、あるいは廃止の方向で推移しているのでリピーターハブを今のうちに手に入れておこうという思惑もあり、せこい目論見だが一石二鳥を気取ったつもりでいる。
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FW800のポートが二つという点はこれから先、本体の更新の事を勘案するにちょっとした安心材料ではある。そういうわけで数日後に届くクレードルにあわせて、内蔵式のHDDをこれから物色する事になる。

Firewire800のハードディスクを物色中 [パソコンのこと(主にMac)]

 ろくでもないダウンロードに没頭しているうちにHDの残り容量がだんだん心許なくなってくるのは何度目だろうか。大容量のものに買い替えては一時安堵するもののデータサイズもドッグイヤー風にどんどん大きくなる一方な上にダウンロードヘルパーもどんどん気が利いたものに進化していくのでしばらくするとまたHDの残り容量が心許なくなってくるといういたちごっこをもう4年くらい繰り返している。

 最初に取り付けたHDは160GBでインターフェイスはFW400だった。今から5年前になる。
eMacはBTOで内蔵HDを160GBとしていたのでその頃としてはどんと来い状態のつもりでいたが動画のダウンロードをし始めると見る見るうちに残容量は心細いものになっていった。後はなし崩し的にズルズルと買い替えと増設を繰り返して今に至っている。

 サイズの大きなデータを扱うようになると、高速なインターフェイスがやはり有り難い。
よく言われるようにFW400はUSB2.0に比べるとカタログ上では性能としてやや劣ることになっているが実際の動作では体感上明らかに速いので選定時にはこれを条件にしていたが何せ日陰者のインターフェイスなので私の住む田舎町の量販店では店頭在庫がなく、ついつい山積みされている安価なUSB2.0インターフェイスのものを購入して帰ってくることはあった。

 eSATAというインターフェイスは更に高速なのだそうだがiMacでは使えないので将来本体の更新を勘案すれば現状最善のチョイスはFW800のインターフェイスを持つHDということになるわけだがこれまた大変選択肢が狭い。
 そんな折にたまたまある家電量販店をぶらついていたらFW800、640GBのHDが山積みされていた。容量についてどうかとも思ったが7千円を割るお値段だったのでひどく気にはなったがお金の持ち合わせがなく、数日後に出直してみるときれいさっぱり店頭から消えていた。再入荷の予定はないとのことで少々落胆した。

 それで目下、増設用のHDをああでもないこうでもないと勘案している。
BUFFALO USB2.0&eSATA&IEEE1394/1394b用 外付けHDD for mac 1TB HD-M1.0TIBSU2

BUFFALO USB2.0&eSATA&IEEE1394/1394b用 外付けHDD for mac 1TB HD-M1.0TIBSU2

  • 出版社/メーカー: バッファロー
  • メディア: エレクトロニクス
 iMacリリース以降のアップルはどうも外部インターフェイスに対して意固地な姿勢が見え隠れしており、Firewireもせっかくぶち上げておきながらよりによって自社製品からこのインタフェイスを省略してみたりして、こういう腰の据わらなさには幾らかの懸念を抱かざるを得ない。
 それでアップルが持ち出してきた提案はというとWi-FiのLAN HDというわけで

Apple Time Capsule 1TB MB765J/A

Apple Time Capsule 1TB MB765J/A

  • 出版社/メーカー: アップル
  • メディア: エレクトロニクス







昨年更新したMacbookのことやデスクトップの今後の更新を考えるとLAN HDも確かに選択肢のうちに入ってくる。
来年春先に引っ越しを予定しているので導入はその時期にしておくのはいいとして、それまでの間はたまったデータをDVDにでも逃がしながらHD残り容量の心配をし続けることなる。





iPodそろそろ退役 [パソコンのこと(主にMac)]

 私用のパソコンがeMac 1.25GHzから中古品のiMac G5 2GHzに代わってから半年と少々が経った。
http://r-shim47.blog.so-net.ne.jp/2009-01-13

2GHzとはいってもやはり古いCPUであって、フルスクリーンでの動画再生といった用途になるといささか情けない挙動を示す。
それはさておき、iPodのことも気になり始めてきた。
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 私の持ち物は所謂3Gと言われた頃のもので容量は20GB,インターフェイスはFirewireだ。
そもそもeMacを買った理由はiTunesとiPodを使ってみたかったからで、この4年ばかりは大いに活躍してくれた。
もっとも、この台座はデイジーチェーンができず、パソコン本体のFirewireインターフェイス2個のうち一つを占有する困り者ではあったが。

 さすがに4年も使い続けるとバッテリーにもへたりが出てきたので、そろそろ次を考えなくてはならなくなってきた。Firewireのインターフェイスが一つ解放されることになるので、現状のiMac G5では次に本体を買い替えるまでの間、一時的ではあるものの外付け機器の余裕が生まれることにはなる。
 Appleのホームページを見ると最新のiPodはムービーカメラの機能まで搭載したそうで、大した多機能ぶりにつくづく感心する。

 昨今喧伝される、所謂『エコ』な観点からいえば、現在手持ちのiPodはせいぜい外付けのポータブルHDDとして生き存える用途はあるのだが、今日日たかだか20GB程度の容量ではお仕事用としてExelやなにかのビジネスデータをバックアップしておく程度の使い道しかなさそうだ。

 翻ってiPodの後釜についてはこの際、いい機会なので携帯電話をiPhoneに切り替えてしまおうかと画策している。
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 携帯電話は仕事用でもあるので名刺の作り替えや携帯のメールアドレス変更を周知しなければならないなど2次的な手間が増えてくるのが私にとっては目下思案のしどころ。
 

タグ:iPod iTunes iPhone

webブラウザのことをぼやく [パソコンのこと(主にMac)]

 パソコンを始めて以来、webブラウザはずっとNetacapeを使っていて特に何の問題もなかったのだが、バージョンアップが途絶えてFirefoxを使うようになったここ3、4年ばかりは色々不具合が続いていて悩ましい。

 Firefoxはいつ頃からか動画のストリーミングが機能しなくなった。そちら方面の知識は全くないので私にはこの件についての解決能力もない。ShockwaveだのFlashだのを毎度インストールし直さないとならないので大いに不便をかこつ有様となった。

 それからというものやれOperaだ、Safariだとあれこれ試してみたがどれも何かかにか具合の良くないところがある、Safariは何といってもAppleが作っているアプリなのだから大丈夫だろうと期待をかけていた。
 しばらくの間は申し分のない環境だったが、少し前に現行のバージョンにアップデートして以来、落ちる頻度が上がってアプリの再起動を余儀なくされる場面が増えてきた。

 実際、こうしてテキストを書くにしてもこれまで使ったブラウザはどれもなにがしかの不調があって結構ストレスがたまる。
Firefoxはリターンキーを押すと勝手に一行飛ばして改行される。
Operaは改行されずにテキストが全部一繋がりになる。
Safariはyou Tubeへのリンクが反映されない。(これはFirefoxも同じ)

 もう一つついでに、safariでこのテキストを書いていると、何故かカーソルが二つ現れる。二つのうち一つは一カ所に固定されたままという珍現象も起きる。


 今のような状況はブラウザ難民とでも呼ばれるものなのだろうか。
最近無料化されたOmniwebをダウンロードして使ってみると、これが今までのところ一番不具合がなく動作するようなのであれこれ試してみる次第。



デスクトップ再構築のための姑息な目論見 [パソコンのこと(主にMac)]

 中古iMac G5はいまいち調子が良くない。

以前のeMac G4でもそうだったがアプリのiTunesがわがまま放題に暴れる。どこをどういじれば設定を変えられるのかが未だにわからないままだがコンピューターの起動 と連動して無条件で立ち上がり、強制終了をかけてもなかなか退場せずに頑としてメモリー上に居座り続ける。この状態になると時計も狂ったりと結構迷惑っぽい。

リカバリーディスクなしの中古品なので文句を言えた義理でもないがiPhotoがインストールされていないのも痛い。どちらも看板アプリのようなものなのでMacの使い勝手を十全に享受出来ているとは言い難い環境が約一ヶ月ほど続いていることになる。

iLifeのパッケージを買えばアプリの問題は解決するのだろうが最新バージョンの動作条件ははMac OS10.5(Leopard)であるらしいので私の中古iMac G5(Mac OS10.4.11)には使えないことになる。

iLife '09

iLife '09

  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • メディア: DVD-ROM
 
 
 
 
 
 
ならばいっそのこと、OSもバージョンアップしてしまおうかと思ったりもする。暴れ者のiTunesにも手を焼いているので潔くHDDをいっぺんフォーマットしてデスクトップを再構築するのが精神衛生上良さそうだと思案した。
Mac OS X 10.5.6 Leopard

Mac OS X 10.5.6 Leopard

  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • メディア: DVD-ROM
  と、ここまで考えてアップルストアを覗いてみるとお得パッケージが抜け目なく販売されている。
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シングルユーザー版で18800円とお買い得。
飛びつきそうになったが考えてみるとiWork'08のパッケージを二ヶ月前に買ったばかりだ。
iWork 08 (NEW)

iWork 08 (NEW)

  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • メディア: CD-ROM
安価なアプリではあるから鷹揚に構えてまとめてバージョンアップも良いではないかと思ったりもするがなにぶん貧乏根性が染み付いているので昨年末に買ったパッケージが無駄遣いに終わってしまうことがどうにも面白くない。こんな風にしてアップルに鼻面を引き回されているうちにハードウェアの力不足が顕在化して幾らも経たないうちに今度は本体の買い替えを思案しなければならないような場面になっていくのだろう。
 
新品の本体にはリカバリーディスクが当然ついてくるのでそうなるとお徳用パッケージのアプリがまたまた無駄遣いだったことになってしまう・・・というところまで愚考して猿知恵がひらめいた。
 
Yahoo!!オークションでiMac G5のリカバリーディスクが見つかってそれを落札すれば最も安価な解決となる。これだ!と勢い込んで眺めてみればこれがまた皮肉なことにPower mac G5専用とかMac mini専用ばっかりでiMac G5用が見当たらない。OSのバージョンが違うとか機種が違うとかでどれもこれも合致しないので少々へこんでしまった。
 
 結局出物が現れるのを気長に待ってハイエナのごとく飛びつくことになる。飛びついた獲物が実はしょうもない落とし穴だったことに気づいて自分のせこい猿知恵を後悔することになりそうな予感もするのだが。
 貧乏人の独り相撲がしばらく続くことになる。 

 


今更ながらの周辺機器のこととか [パソコンのこと(主にMac)]

 ノートパソコンMacBookのトラックパッドに慣れきってしまうと長くMacで標準的だった1ボタンマウスでの操作が面倒臭くなってくる。現行機種ではボタンさえも廃止されてしまったので恐らく尚更だろうと思う。人の横着をしたがる欲求には際限がない。

 もともとMacの1ボタンマウスは誤操作を減らすためになるべく単純なインターフェイスを志向して決められたというのがその経緯らしい。 当時はそれで良かったのだろうがキーボードを叩いてコマンドを打ち込む機会が減ってくるにつれて今度はマウスの高機能が求められるようになってきたというのが少々皮肉な気はする。

PC/ATではごく当たり前の2ボタン、スクロールホイール付きのマウスを今まで使わないでいたのには別段、確たる信念があったわけではなくただ何となくであって、仕事で使うWindowsマシンでは当たり前のように右クリックだのホイールマウスだのを使っていた。

 中古のiMac G5にはマウスが付属してこなかったのでそれまで使っていたeMacのものを流用していたがゴミの噛み込みがあったのかスプリングがくたびれてきたのか、何せ、しばらく前から挙動がおかしかったので最近気になってはいた。現行の単倍されているワイヤレスのマイティマウスを買おうかと思ったがどうせいずれはこの中古Macも入れ替えるのだから当面は間に合わせの安物を調達しておこうとケチ臭い算段が働いた。

Apple Wireless Mighty Mouse MB111J/A

Apple Wireless Mighty Mouse MB111J/A

  • 出版社/メーカー: アップル
  • メディア: エレクトロニクス

 いくら何でも単体のマウスに8800円也はちと高い。貧乏人のチョイスはやっぱり千円でお釣りのくる安物となった。

TOSHIBA USB光学式ミニホイールマウス

TOSHIBA USB光学式ミニホイールマウス

  • 出版社/メーカー: 東芝
  • メディア: エレクトロニクス

 リンクに示されている東芝製の商品はもっと高価で本日私が買い込んだサンワサプライ製とは違うが機能としては似たようなものだろうからご勘弁を。

 何を今更と嘲笑されるのは当然だが長いことアップル純正の1ボタンマウスばかりを使い続けてきた者としてはやはり右クリックやスクロールホイールのご利益には感じ入るものがある。便利なものはやっぱり便利だ。

 ついでに冬は手首が痛むのでリストレストを一緒に買った。以前使っていたこともあるが汗で汚くなったので捨ててしまいそれっきり。長く使わないでいたということは大したメリットを感じていなかったからなのかもしれない。

WR-704LGY ジェルリストレスト

WR-704LGY ジェルリストレスト

  • 出版社/メーカー: ロアス
  • メディア: エレクトロニクス
 私が買ったのはブーメラン状に「く」の字に折れ曲がったものでなかなか具合が良い。冬季間は毎年腱鞘炎に悩まされるのだがリストレストはいくらか保護的に働くようだ。ただし私がここしばらくブログの更新を怠っていたのは単に怠け癖のせいであって腱鞘炎と直接関係があるわけではない。

 


中古iMac G5の購入(2) [パソコンのこと(主にMac)]

 昨日、首を長くして待っていた中古のパソコンが届いた。私用のパソコンもこれでやっと液晶画面となって場所ふさぎな印象はやや減った感じだ。

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毎度ながらアップルという会社は大した技術がある訳でもないのに一見、おしゃれで特別なものを提供しているかのように見せかける術に長けている。起動してデスクトップ画面が現れた直後に勝手にAirmac Express(自前の無線LAN)を検知して勝手にデフォルト設定に組み込んでしまったのには笑った。

拙宅での私用パソコンには何台か外付けのHDやフラッシュメモリーがぶら下がっている。インターフェイスはUSB2.0とFireeire(IEEE1394)が混在していて、ディスクフォーマットもFAT32とMac OS拡張フォーマットとが混在している状況だが、インターフェイスでいえばFirewire,フォーマットの形式でいえば当然ながらMac OSのほうが物わかりがよい。最低なのはインターフェイスはUSB2.0,フォーマット形式がFAT32の場合で、これは仕事で使うWindowsマシンにも使うデータを入れておく必要上の措置だが認識は一番後回しでファイルネームにも制限があり、カスタムアイコンも使えない。まあ、認識できて読み書きもできるというだけでも有り難いと思わなければならないのだろうが、贅沢は言い始めるときりがないということだ。

 なにぶん中古品なのでマウスが欠品していたがこれは手持ちをあてがうのでよしとして、到着時点ではメモリーが512MBで非力なことが火を見るよりも明らかだったのでこれは昨日上限いっぱいの2GBに増設を済ませた。ハードウェアの出費としては目下これだけで、必要なものは大体全部予め組み込んであるのだからメモリーの増設以外のことはやってくれるな、という製品作りはマックの基本姿勢であって拡張性を求めるのならばおよそ購買意欲が失せてきそうに高価なPowemacしか選択肢はない。なかなか巧みな商売技法だ。

 ハードウェアはそれとして問題はソフトだ。手元に届いた状態ではMac OS10.4.4(Tiger)が最小インストールされている状態だったのでアプリケーションソフトをあれこれインストールしているうちに昨日一日が終わってしまい今日に持ち越しとなったが、改めてアプリのフォルダを見てみると使用頻度の高いiPhotogが見当たらない。何しろ中古のパソコンなので文句を言えた柄でもないのだがリストア用のディスクは付属していないからシステムインストールのやり直しはできない訳だ。

 幸か不幸か昨年8月に更新したノートパソコンMacBookにはMac OS 10.5(Loepard)が添付されているのでまるごと簡易インストールすることを考えたがTigerの環境でしばらく使ってみるのも悪くはないかと思い、それまで使っていたeMacのリカバリーディスクからアプリ諸々についてカスタムインストールを試みた。こちらはMac OS10.3.3(Panther)である。

 言うまでもなくアップルはハードウェアからアプリまでを手がけるトータルパッケージ志向、悪く言えば閉鎖的な製品作りの体質が感じられるが、こういう場面ではその傾向が如実に現れる。実に、前バージョンのOSリカバリーからの部分的な(ということはここではアプリだけを抜き出しての)インストールはいくつかを除いて大部分が拒否された。残念ながらiPhotoもそのうちの一つだ。今回の私のような虫のいい目論見を持った者に対してはアプリケーションのパッケージソフトを購入せい、ということなのかもしれない。

iLife '09

iLife '09

  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • メディア: DVD-ROM

 現行製品のインテルマックを使っているのならまだしも、中古パソコンのスペックでは使い物にならないiMovieだとか.macのアカウントを持っていないと宝の持ち腐れでしかないiWeb、などなど使えないアプリまで抱き合わせて購入しなければならないというのが貧乏人としてはどうにも面白くない。よって、私のデスクトップ構築はまだ終わっていない。

 一つラッキーだったのは、ビジネス系のアプリが共存できることだろうか。

AppleWorks 6.2.4

AppleWorks 6.2.4

  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • メディア: CD-ROM

 MS Officeがあったとしても、以前のeMacでは結構重宝したアプリで、リカバリーディスクにも含まれていた。ただし、現行製品であるインテルマックにはインストールできない。本体にも同梱されてこない。アップルとしてはもう、Macがビジネスユースとして販売されることには期待していないということなのだろう。機能限定とはいえiLifeを同梱してあげているのだからビジネスアプリが欲しいのならこっちを買ってくれ、という意思表示か。

iWork '08

iWork '08

  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • メディア: CD-ROM

 iWorkは仕事上必要に迫られて昨年仕方なしにパッケージを買った。今回購入した中古パソコンはOSを10.4.11までバージョンアップすると動作条件を満たすことになる。同じメーカーが作っていながら意地の悪いことにiWorkはAppleWorksのデータをエンコードしないと読まないし、保存するときにも.cwk(Appleworksでの拡張子)は御法度となる。今回の中古パソコンではどちらも動作は可能なので、古いAppleWorksで作成したデータが混在する私にとってはちょっと有り難い。

 とはいえこれは枝葉の話であって、肝心要のiPhotoなしの環境はやはり考えものだ。打開策を模索すべくまだ試行錯誤が続く。

 

 

 


中古iMac G5の購入 [パソコンのこと(主にMac)]

 私用で使っていたeMacが起動しなくなったのでパソコンの更新を余儀なくされている状況については以前書いた。http://r-shim47.blog.so-net.ne.jp/2009-01-13

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 弱り目に祟り目とはこういう事で、昨年の夏以来私は出費続きで脳天から煙が上がりそうになっている。わずか半年の間にノートパソコン一台と気絶しそうな額のデータ復旧費(しかも肝心のお仕事データは救出できずじまいというおまけ付き) を支払い、昨年冬には自動車を買い替えた。eMacはもともと安いだけが取り柄のような、あまりチャーミングではない製品で大した愛着もなかったが、とにかく普段はギャンギャン使い続けていたので息絶えてしまうと私のパソコン生活にはやはり問題が発生する。

 本当ならばここで気前良くデスクトップパソコンも新調したいところなのだがいかんせん来月からは自動車の残金のローンが待ち受けている。来年8月までは倹約の日々が続く事を余儀なくされているのだ。

 インテルコアの現行iMacには正直かなり関心が向かっているのだが我慢しなければならない。

Apple iMac 24インチ/2.8GHz Core 2 Duo/2G/320G/8x SuperDrive DL MB325J/A

Apple iMac 24インチ/2.8GHz Core 2 Duo/2G/320G/8x SuperDrive DL MB325J/A

  • 出版社/メーカー: アップル
  • メディア: エレクトロニクス
 
 
昨年買ったMacBookで現行スペックの有難味は実感できた。欲を言えば、私は次回、iMacがモデルチェンジするときにはディスプレイが現在の液晶ディスプレイからLEDに変更されそうな希望とも予想ともいえないような虫のいい考えを持っているのだ。店頭で現行MacbookのLEDディスプレイを見る機会があって、そのとき今は懐具合が厳しいせいもあって今回は中古機の購入でお茶を濁す事にした次第。
 
 オークションで落札したのはiMac G5, 2GHz,HDD160GB,Airmac Expressは内蔵済みなのでこの点はちょっと嬉しいところだがメモリーが512MBで私の場合eMacに1GB詰め込んでもストレスを感じ始めていた矢先だったのでこれではお話しにならない。
imac_g5.jpg落札金額は約5万円弱でこの辺りが健在、大体の中古相場のようだ。手持ちのアプリが殆ど実行できる事はノートパソコンで実証済みなのでこの点では助かるが、メモリー2GBの購入は追加出費となる事を今から覚悟しておかなくてはならない。考えてみるとiMacは本体右側にDVD/CDのスロットがあるため予想以上に場所を取る。右側に約20センチくらいはスペースを取っておかないとディスクを扱えないのでパソコンの置き場所も考え直さなければならない。
 

eMacそろそろ退役 [パソコンのこと(主にMac)]

 私用のパソコンであるeMacはそろそろ見切り時のようだ。およそ5年前、私が会社員を辞めて今の仕事を開業したときに景気付けのようなつもりでそれまで使っていたiMacを更新したのだった。

emac.jpgPower PC G4,1.25GHz,HDD 160GB, RAM 1GB,Airmac Card,Bluetouthなどなど、購入当時はApplestoreで目一杯あれこれ組み込んだ。何より私の音楽聞き生活を一変させたiPod(20GB)のプラットフォームだった。

 動画をどんどん見たり、(ということは罰当たりな画像をどんどんダウンロードしたり)DVDを焼いたり、音楽CDを編集したりといった事を、私はeMacを手に入れる事で初めて実現した。今となっては色々と苦しいところのあるマシンスペックだがこの5年ばかりは本当に活躍し続けてきたのだった。

 この7年ばかり、私はデスクトップとノート、2台のパソコンを使い分けるようにしている。現在の仕事を始めた当初は3台も4台もを使い分けようと結構おバカな事をしていたが結局はMac2台、Windows一台の構成に落ち着きつつある。用途としてはお仕事専用はWindows、私事専用がeMacで、ノートパソコン一台を公私共用としている。

 昨年、それまで使っていたノートパソコンiBookが昇天してしまい、現在のMacBookに更新する事になった経緯については以前書いた。

http://r-shim47.blog.so-net.ne.jp/archive/20080902   http://r-shim47.blog.so-net.ne.jp/archive/200810-1

 パソコンというのは妙なもので、それまで大して不自由もなく使っていたはずなのに現役スペックの最新式に一度接すると途端に陳腐で不便なものに思え初めてくる。なぜが愛着とか思いいれといった心情に縁がない物体のように私は見ている。それを用いて行った色々な思い出は生まれるだろうがパソコンそれ自体には不思議と愛着が湧いてこない。

 件のeMacはパラソルマークがいつまでたっても止まらない現象が昨年あたりから出始めて一度修理に出したが大して改善が見られなかった。この現象が出ると電源プラグを引っこ抜いてコンピューターを強制終了させるしか手がないと私は決めつけているのだが、eMacは電源ボタンの作りが大変チャチで、起動しづらい傾向がある。筐体を分解してあれこれやってみたが大して改善される様子もない上に起動したとしても動画データのコンバートやデータコピーなどはどう見ても現役のMacBookとは雲泥の差と言ってもいい程明らかな劣り具合なのでこの際更新する事にした。

 とは言え昨年秋以来、ただでさえ貧乏生活であるところでやれノートパソコンだ、やれ車の入れ替えだ(14万キロ乗りました)と出費続きで先立つものが大変乏しい。 現役のiMacまでにはなかなか手が届かないのでさしあたり繋ぎマシンとしてiMac G5の中古品をオークションで物色してみようかと考えている次第。Power PCの最終型を横目で見ながらeMacにしがみついていたMacユーザーとしては、小さい出来事ながらなにがしかの区切りでもありそうな気がする。


パソコンのことなど雑感 [パソコンのこと(主にMac)]

 お仕事用に使っていたノートパソコンを新調してから二ヶ月ほどが経った。

Apple MacBook 2.4GHz Core 2 Duo/13.3/2G/160G/8xSuperDrive DL/Gigabit/BT/DVI MB403J/A

Apple MacBook 2.4GHz Core 2 Duo/13.3/2G/160G/8xSuperDrive DL/Gigabit/BT/DVI MB403J/A

  • 出版社/メーカー: アップル
  • メディア: エレクトロニクス

 ある時期までは後家の踏ん張り的にインテルマックから目を背けていたのだが新調するとなれば背に腹は代えられない。それに、使ってみるとやっぱり現役製品は処理が早くて快適なのは否めない。

 現在、Macbookには白と黒との二色がある。私の持ち物は白で、これはねえちゃん受けを狙ったスケベ根性の発露である事を白状しておく。しかし現在までのところ、ひけらかし効果は全くない事もついでに書き留めておきます。大体今日日、白いパソコンくらいで受けを狙おうとする私の考えが拙劣なのだ。

 二ヶ月使ってみて私は自分の考えの浅さを改めて知った。これ以前のiBook G3 700MHzでもわかっていた事なのに全く学習能力がない事を改めて自覚する次第。単純に、汚れが目立つ。

 一つ目はキーボードである。手垢がついてだんだんキーが黒ずんできた。我ながらみっともない話だ。拭き取りを試みてはみたが汚れは完全に取りきれないので何かうまい方法をこれから考えなくてはならない。こんな事なら最初からキーボードカバーを付けておけば良かったのだ。

FA-NMBOOK13 キーボードカバーApple MacBook用

FA-NMBOOK13 キーボードカバーApple MacBook用

  • 出版社/メーカー: サンワサプライ
  • メディア: エレクトロニクス

  完全に泥縄だ。

  二つ目は、お下劣なのだが蠅のウンコである。ディスプレイは少々ながら発熱している。そして今は秋の終わり、室内は寒くなりがちなので蠅が好んで取り付いてくる。そこで蠅めは尾籠にも排泄行為に及びおる。こちらはカバーの取り付けようがないので毎度ディスプレイ周辺にこびりついた茶色い点々を拭き拭きするのだが、以前のiBookよりも画面の見た目がクリアーなためか拭き跡が目立つ。 こちらの解決策は本格的な冬を待つしかなさそうだ。

 

 


タグ:MacBook

ネット接続環境の変更にまつわる雑感 [パソコンのこと(主にMac)]

 先日、我が家のプロバイダー接続環境はようやく光ファイバー回線へと進化した。料金のことを考えて今まで数年逡巡を続けてきたが色々便利な契約形態が出てきたようなので電話料金節約のために踏み切った次第。

 私は自宅の一室を自分の事務所にしており、これまでは私用と仕事用とで電話の回線を二つ持ち、プロバイダーのアカウント、メールアドレスをそれぞれ二つという大変不経済なやり方でこれまでを過ごしてきた。これからは一本の光ファイバーケーブルでこれら二つを兼ねることになるので基本料金は一本化されて総合的には幾らかNTTへの支払いは安くなる目算だ。

 通信行政の大きな流れを思い出してみると、とにかく接続元からなるべく沢山のお金を取り立てたい意図が露骨に現れている。大体通話料など欧米では大半の国が定額制であると聞いた覚えがある。私がパソコンを買い込んでネットにつないだのは9年ほど前だが当時はテレホーダイなどというくだらない制度があった。通話料惜しさに夜の11時までネットへの接続を我慢しなければならなかった日々を思い出すと懐かしくもあるが苦々しくもある。当時はNTTの尻馬に乗ってプロバイダーまで従量制の料金体系だった。私はパソコンを買い込んで以来、ISPは変わらずSo-netとの契約を継続しているが、これは9年前の時点で56kbpsの転送速度で定額制であるアクセスポイントが私の住む土地にはSo-netしかなかったからだ。その時点で諸外国ではADSLが当たり前、進んだ土地では光ファイバーの回線まで現れていたはずなのでひどく立ち後れた環境だったことになる。何か大きな力が足を引っ張っていたせいだ。

 いうまでもなくその犯人はNTTだ。ISDNにせよADSLも今回の光ファイバーにせよ(私は導入をかなり渋ったが)とにかくNTTというところは技術の出し惜しみがひどかった。NTTは毎度、より高速な転送技術の導入となるととにかく腰が重い。世の中これだけ携帯電話が定着してそちらで大儲けしているくせに未だに有線電話の通話料は従量制にしがみつき続けている。もう、とうの昔に元を取ったはずのインフラなのに。

 モデム経由でパソコンを電話のモジュラージャックにつなぐネット接続環境にしたところでそれは既に元を取っているはずの有線電話の回線網の再利用でしかないわけだが、アホ臭くて導入を見送ったISDNだの何だのと、技術を小出しに小出しにして、なるべく遅い転送速度、なるべく長い接続時間に抑え込んで通話料を稼ごうという助平根性が露骨に見て取れた。JT同様、官制企業の独善性には目に余るものがある。

 私は今回、Bフレッツに切り替えたがこれにしたところで安価な契約プランができたから踏み切ったのであって、たとえば5年ほど前だととても考慮する気にはなれないような金額だったはずだ。 世界中至る所、光ファイバーのインフラが当たり前になってきたのでいつまでも悪辣な鎖国状態を続けているわけにはいかなくて渋々、というのが実相ではなかろうか。

 ともあれ、と言うかひとまずと言うか、伝送速度や損失など、目下最良の接続状態を私は手に入れたのでNTTに対する愚痴や恨み辛みは一時治まることになる。これまで私は旧電電公社に就職した同級生達にはあらゆる機会に散々実効性もなく無意味な八つ当たりを続けたのだった。 もちろん彼ら個人に不満をぶちまけたところで何が変わるわけでもないのだが何事か文句を言わずにいられなかったのも事実だ。それにしても官制企業とか国策企業、公益企業と言った組織のありようは私には凄く不思議なものに思える。あの腰の重さ、紋切り型の対応、魯鈍な意志決定と恐るべき面の皮の厚さ、鈍重を絵に描いたようなあの組織を構成している細胞の面々はかつて学生の頃には1、2を争う秀才達だったのだ。私自身の経験で言えば、電気工学科という学科に於いて電力会社と電電公社というのは学業成績がトップクラスである人たちの就職先だったのだ。就職してから再会して思うのは彼らが皆一様に頭の固い凡庸な発想の持ち主になり果てていることで、以前の彼らを知る私はその変わりように毎度複雑な気分になる。安定が約束された職場というのは属する人の人格を円満ではあるが物足りないものに造り替える職場でもあるのだろうか。型にはまった、失敗しなければいいだけの人たちが必要なのであれば何もわざわざ成績上位の秀才達をかき集めなくてもいいんではないの?と毎度思うが、だからといってたとえば私のような規格外の落第坊主ばかりでは組織としての統制がとれなくなるのだろうからやはりあれら官制企業の選考基準は正しいのかもしれない。

 


そろそろ次のパソコンのことを考える? [パソコンのこと(主にMac)]

 私用でネットに接続しているeMacはそろそろ本当におしまいなのだろうか。スリープモードに入ったきり、うんともすんとも言わなくなった。

 5月に一度入院し、このときはまだApplecareが有効だったので金銭的には九死に一生を得た感じだったが、約半年で同じ状況が現出するとさすがにこの先一体どれくらい使えるのだろうかといささか不安になる。
 
 修理代金について細々と症状と対応によって算定するのが面倒くさいからなのか、入院すればとにかく一律に5万円とかいった伝聞のあるアップルの修理体制は余り親切とは思えない。

 そもそもパソコンなどというものは、私用で用いている分には通信機の一種のようなものだと私は捉えていて、物体そのものに愛着を持つとかいった思い入れはない。
 2年半でけったいな不調を来すeMacというのもなんだか腹立たしい気はするのでいっそのことろくでもないデータの詰まったハードディスクを抜き出して個人用のパソコンは新調してしまおうかと思い始めた。
 5万円という修理代金は、はっきり言って『もう修繕などしたくないからとっとと次の機種を買えや』という意思表示だと思う。

 お金のやりくり算段は大変だが、心の準備をしておいた方が良いのかもしれないとも思い始めている。
こんなのとか(24インチ画面は、恥ずかしいが居間のテレビの画面よりもでかい)

 こんなのとか(お仕事用と兼用できそうだというせこい目論見の表れ)

 いずれにせよ、そろそろ眼鏡のご厄介になりそうな老体としてはCRT画面におさらばして24回払いの覚悟を決めておこうかなどと思い始めるのでした。

 インテルマックでウィンドウズとの二重ブートというのも以前の自作お遊び時代を彷彿させて少々わくわくするのだが、これまで貯め込んだPower PCの頃のアプリが使えるのかどうかさっぱり知識がないので案外これは落とし穴かもしれない。いずれにしても工面、工面・・・・


タグ:eMac MacBook iMac

Firefoxのバージョンアップで悩むの巻 [パソコンのこと(主にMac)]

 パソコンの中に入れてあるアプリの中で何が最も重要かというと私の場合はwebブラウザということになる。
初めてパソコンを買ったのはもう8年ほども前になってしまうが私は一貫してNetscapeを愛用し続けてきた。

 現在、インストールしてあるブラウザは実に4つもあった。
Safari,iCab,Netscape,Firefoxとなる。

 半年ほど前からNetscapeは画面が真っ白になってNot Foundの表示しか出なくなった。
手探りであれこれ試してみたが結局解決法が分からず使用を諦め、半ばやけ気味に常用ブラウザをFirefoxに切り替えたところ仲々使い勝手が良く、以後愛用することにしていた。

 落とし穴というのは一体どこにあるのか分からないものだ。
迂闊なバージョンアップというのもそのうちの一つではなかろうか。それまで1.5.何かのFirefoxを使い続けていたところに2.3日前に、ひょっこり現れたポップアップウィンドウにはメジャーバージョンアップを果たした旨が書かれていた。
 深い考えもなしにインストールした現在のバージョンは2.0.0.6とある。

 御利益のあるようなないような、さして変わり映えのしない使用感にまあこんなものだろうとここ数日を過ごしてきたが、画像のダウンロードができなくなっていることに大変動揺している次第なのでございます。

 NetscapeからFirefox1.5.x.xの習慣として、画像にマウスポインタを重ねて長押しでクリックすると開いたウィンドウがバージョンアップ後は現れないことに私は大いに焦った。
 あーでもないこーでもないと試行錯誤を続けているが未だに解決しない、困ったものだ。
こんなことならいっそ、元もバージョンに戻してしまった方がいいのではなかろうかと思いついたがどうも後戻りはできないもののようで更に困った。

 おとなしくApple純正のSafariに切り替えようかと思いついたがこちらはブックマークのインポートをしてくれないのが困りもの。ううむ・・・・

 結局この手の悩みは、パソコンを使い続ける限りどこまでもついて回るものなのかも知れない。辿り着いた快適な環境が迂闊なバージョンアップで脆くも崩れ去る場面がそういえばこれまでにも随分あった。


タグ:Netacape Firefox
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