フライフィッシングの講習に行ってきました。 [Outdoor的なこと]
17.18日とフライフィッシングの講習に行ってきました。
釣は年に数度、池で餌釣りをする程度でからっきしの素人ですが、ロッドを持ち替えてみると実に奥が深いというか難しい。
スクーリングの講師は松崎先生という方で、御年50代後半と見えました。眼光鋭くいかにも達人風の風貌です。
一緒に講習を受けた相棒はウェットフライの経験が長く、先生のお褒めにも与っておりましたが私の方はまるっきりの木偶の坊で、きっと先生も途中で匙を投げたくなったのではないだろうか。
箸にも棒にもかからない私を見かねて先生は池で一匹かけてくれました。
「さーあとは自分でやりなさい」とロッドを渡されましたが、グニャグニャと頼りないフライロッドの感触は本当にこれで釣り上げることができるのだろうかと大いに不安をかき立てます。
冷や汗をかきながら何とかかんとかラインを切らずに30cmくらいのニジマスを一匹釣り上げましたが、まあ実にやることが多い。餌釣りの時は力任せで何とか釣り上げることができたがフライは忙しい。
池でさえこのていたらくなので、実践編というか、午後からの渓流釣りでは最早論外。私は自分の素質の無さにさっさと見切りをつけて撮影班に徹しておりました。
もっとも、こっちの腕も大したことはなく、ただカメラを持っていたというだけなのですが。下は相棒の勇姿です。
しかしまあ、携帯の電波の届かないところで日がな一日釣だ、写真だ、宴会だ、というのはなかなかいいもんでした。
フライフィッシングというのはなんか、キャスティングの練習をしているだけで結構いい気分になれることを発見。ちょっと取り組んでみたい気もします。
そうなんです。
フライフィッシングってキャスティングだけでも奥が深くてしかも楽しいんです。
初めまして。
どこかの川で出会えますように。
by 〈鶏〉 (2006-07-22 11:00)