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USBターンテーブルと戯れる [再生音楽の聴取環境など]

 半年以上も前に買ったきりで手つかずのUSBターンテーブルをいじり回してみることにした。

2万円でお釣りが来るほど安価でありながらフォノイコライザーはおろかUSBのコネクターまでついているのだから音質をとやかく言うのも野暮だ。とにかくメインのSP-15に繋いでみる。

 このターンテーブルにはphono出力がないのでライン入力となり、SP-15の内蔵イコライザーとの聴き比べとなる。高価であればいいとは言わないが音質の差を確認する以上の成果は特にない。
 改めて思うが、玩具程度ではあるがオフセットタイプのトーンアームは実に扱いやすい。オラクルに取り付けているLTA,SLA-3は盤の反りや埃、細かい傷には滅法弱い。針飛びを起こして手に負えない盤面の荒れた中古盤でもインサイドフォースが働くオフセットアームであれば無難にトレースされるものがかなり多そうだ。

 湿度が上がると如実にトレーシングが悪化する、日常の手入れが面倒臭い、カートリッジをお手軽にポンポン交換するなど望外、等々左右のステレオイメージと引き替えに難儀を強いられる場面がこれまでいかに多かったのかを改めて知った。

 もう一つ藪蛇のような不具合が発覚した。
USBターンテーブルはSP-15のテープ端子から入力してみたが変なポップノイズが出る。近々一度、点検のため入院させる必要がありそうだ。お金の工面を考えると少々気分が沈みます。

 元々考えていた使い方のために休眠状態だった機材を引っ張り出してきて適当に結線してみる。

 音質はともかくとして、豆粒のようなスピーカーを擬似ヘッドホンのようにして近距離で聴いているとミニチュアのステージを鳥瞰しているようだ。これはこれで結構楽しい。


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