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柄にもなく家庭菜園に挑戦してみる [身辺雑記]

 毎度連休は家の中にこもって何かをしている。余り健康的とは言えないので何か外へ出る口実を作ろうとはかねがね考えていた。口実の一つはカメラを持ち出して近所の様子をスナップ撮りすることで、もう一つ思いついたのが庭の一角に野菜を植えてみることだ。昨年、トマトを植えてみて大変いい出来だったので今年は昨年の2倍の苗を植えてみることにした。

 自分で栽培するから言うわけではないが、やはり屋外で日光を沢山浴びて育ったトマトは旨かった。促成栽培されてスーパーに並んでいるどんなトマトよりも旨かった。一年のうち夏から秋にかけての数週間しか収穫できないのが大変残念なところ。

 本日の日中はもっぱら畑起こしの野良仕事で過ごした。仕事の合間に一服するタバコも当然ながらきれいな屋外の空気の中での方が旨い。 連休でご近所様達はどこか行楽にでも出かけているのだろうが静まりかえった日中に住宅地の一角で畑仕事というのもなんだか少し妙な感覚にはなる。普段の日曜日であれば家にこもってレコードを聴いている時間帯だ。汗をかきかきせっせと体を動かす。雑草の根っこがちぎれる音と自分の息遣いだけが聞こえる時間というのは結構悪くない気分だ。考えてみれば私は明治のはじめにここの土地に入植した開拓農家の4代目なのだから野良仕事が結構好きな因子を引き継いでいるのかもしれない。

 雑草取りと畑起こしの済んだ一角にはアスパラガスの苗を植えてみた。食べられる程度にまで成長するには数年かかるが気長に手入れをする。というわけで肉体労働に明け暮れた本日の私は疲労困憊のためいつもの夜更かしどころではなく風呂に入った後に爆睡することになる。本来、人間の生活とはこういうものなのだろうな、と、欠伸をしながらふと考えた次第。


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